A Day in the Life

フィクションの話をしてるんじゃない。現実の話をしているんだ。

シン・ウルトラマンの神永新二の行動は

自己犠牲なんかじゃないのではという話。あと普通にFGOの話が混ざる。
最初にウルトラマンが神永に興味を持ち融合するきっかけを、神永の自己犠牲的行為にするしかなかったことを庵野さんはとても残念がっていたのだが、わたしはあの行動が所謂自己犠牲とはどうしても思えなかった。情緒のないごく短時間な描写だったからかもしれないが、わたしにとってあれは当たり前のことにしか見えなかったのである。あの場面であの状況になったら咄嗟に子どもに覆いかぶさる以外の選択肢はないし、命を落としたのは結果論でしかない。
しかし上手く言葉に出来ないまま臨んだ7回目の鑑賞中に気づいた。これは人が持っている素朴な善性ではないかと。
ここで唐突に話が飛ぶんですけど、わたし先日Fate/Grand Order第2部6.5章をクリアしたんですよね。そのストーリー内の台詞が自分の言いたいことを的確に表していたので貼ります。
神永の行為は自己犠牲以前に当たり前のことで、その当たり前がウルトラマンこと外星人リピアには眩しく見えたんだそれだけなんだ。
余談だけど、他人から見たら「そんなことで?」と思うような行為が当人にとっては大切な出来事で、最後までそれに殉じようとするのがマシュ・キリエライトと一緒なんですよね。なんだ?ウルトラマンはヒロインか?(今更)